中央大学 通信教育 2012年度 行政法1 第2課題 合格レポート

閲覧数2,229
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <課題概要(行政行為)>
    行政行為とはどのような行為か。これにはどのような効力が認められるか。また行政行為に瑕疵があったときには、どのような効力が生じるか。実定法制度とも関連させて検討しなさい。
    <レポート>
    1.行政行為とはどのような行為か。
    (1)行政行為の意義
     行政行為とは、行政庁が、行政目的を実現するために法律によって認められた権能に基づいて、一方的に国民の権利義務その他の法的地位を具体的に決定する行為をいう。
    (2)行政行為の種類
    行政行為は、法律行為的行政行為と準法律行為的行政行為に分類される。
    (ⅰ)法律行為的行政行為
     法律行為的行政行為とは、行政庁が一定の法律効果の発生を欲する効果意思をもち、これを外部に表示する行為によって成立する行政行為のことである。
     法律行為的行政行為は、さらに命令的行為と形成的行為に分類される。
    命令的行為とは、私人が生まれながらに有している活動の自由に制限を課して、一定の作為・不作為を命じたり、その義務を解除したりする行為のことである。
    命令的行為は、さらに作為義務を課す「下命」、不作為義務を課す「禁止」、法令等により課される一般的禁止を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。