1.はじめに
大学在学中に弁理士の仕事を知り、弁理士という業務に興味を持ちました。私は理系ですが、法律にも元々興味があったため、「これは!」という直感で飛びついて弁理士受験を始めました。弁理士という仕事は語学や技術など要求される専門的知識が高いため、資格を取った後も最新の技術に追いつくための勉強が大変だろうけれども、それだけに誇りがもて、かつ、やりがいがある仕事であるに違いないと感じたことも志望の理由です。受験生活は人に話せるような立派なものではありませんが、こういう失敗をしたものもいると反面教師にしていただければと思います。
2.受験の流れについて
(1)初受験まで
このころは大学やアルバイト・サークルもやっていたこと、また、時間がある学生だからとかいう甘い気持ちでだらだら勉強していました。代々木では、基礎答練や論文答練を受けていましたが、さぼりがちでした。最初は論文答練は800番とかでしたが、後半の方になると平均を超えることもあり、受け続けていくことで多少は自信がつくようになりました。初受験の短答は30点前半で撃沈しました。
(2)2回目の受験
さすがに、一次落ちはまずいだろうと反...