地域社会に対するニーズ把握から支援計画までのプロセスについて述べよ。

閲覧数2,183
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    8
    地域社会に対するニーズ把握から支援計画までのプロセスについて述べよ。
    序) 

    ソーシャルワークにおける援助関係は、一定の過程を通じて展開される。それには、クライエントの問題を明確にし、その問題状況やニーズのアセスメント、援助の目標と課題の設定、そして援助計画を立て、実施し、それを評価するといった過程がある。

     こうした援助過程は適切に展開されるには、何よりもまず、ソーシャルワーカーとクライエントとの間に信頼関係を確立することが求められる。そのため、社会福祉援助活動の過程は、援助者が対象者を専門的知識と技術によって支え、共に問題解決に取り組む手順を示すものでなければならない。

    1.ニーズとはなにか

     日本では英語のneedまたはneedsをカタカナで「ニード」、「ニーズ」と表記し、よくそのまま用いられる場合もあるが、本来、「ニーズ」は「ニード」の複数型であり、ニードは動詞として「必要とする」という意味もある。このneedを名詞として複数にしたのがニーズ(needs)で、これは「生活上、必要とするもの」を意味する言葉としても用いられてきた。すなわち、ニードは人間の「必要」、「欲...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。