2012年版シラバスに対応した理科概論のレポートになります。A評価でした。
マックスウェルの方程式と呼ばれる4つの式にはそれぞれ法則がある。一つ目に自然界にはプラスとマイナスの電気が存在し、同じ電荷同士では互いに反発しあい、異なる電荷同士では互いに引き合うという性質を持っているという現象があり、点電荷と呼ばれる大きさの無視できる2つの電荷の間に働く静電気力は2つの電荷の積に比例し、その間の距離の2乗に反比例することをクーロンの法則と呼ばれるものがある。この法則をわかりやすくするために箔検電器というものを使用した実験があり、これは上に金属板を、その下に金属の箔が取り付けられている金属部分を持ち、この部分がガラス瓶に差し込まれた絶縁体によって支えられている。この検電器にガラスや毛布、雲母など、綿布の摩擦によってプラスの電気が帯電しているものを金属板に近づけると金属板に取り付けられた金属箔が開くのである。これは綿布などの摩擦によって、プラスの電荷がガラスなどに帯電し、それを箔検電器の金属板に近づけると金属板にはマイナスの電気が集まり、それから遠いところにある箔にはプラスの電気が現れる静電誘導とよばれる現象が起きて金属は分極を起こしたのである。これによりプラスの電気同...