「Z1001」日本国憲法科目最終試験問題

閲覧数7,270
ダウンロード数111
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    「Z1001」日本国憲法科目最終試験問題
    1.校則と自己決定権について論じなさい。
    2.法の下の男女平等について論じなさい。
    3.報道の自由とプライバシーの保護について論じなさい。
    4.基本的人権の保障の限界について論じなさい。
    5.表現の自由の制限について論じなさい。
    6.信教の自由と政教分離について論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1.校則と自己決定権について論じなさい。
    校則とは各学校が生徒・児童の教育上の保護や、指導のために定めた学校内で用いられる規律である。ただし法律では退学などの懲戒権以外では、校則による生徒の行動の制限は定められてはいない。しかしながら学校が生徒に対して一定の制限をさせる規律を持つことは、学校の秩序や生徒指導の面で必要なものだと考えられる。
    また日本国憲法は国民に対し、さまざまな自由、権利を保障しており、その中の13条に幸福追求権が認められている。これは公共の福祉に反しない限り個人が自らの幸福を求めることを保障するものである。この幸福追求権では個人の自己決定権が保障されていると考えられる。これは他人に迷惑を与えなければ、私的事項は公権力や他人から干渉されることはなく、自分自身で決められる権利である。例えば、服装や髪型、婚姻や離婚などは全て自由に行う権利を有することである。
    校則は生徒・児童の自己決定権を侵害するのではないかという議論が良くなされている。しかしながら、校則とはどういったものなのかを明確にしなければならない。校則とは基本的に教育的な保護や指導を目的としていることから、規制の範...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。