テキスト第3章に掲載されている学習指導案(「大造じいさんとガン」)の「2.授業づくりについて」の部分の「児童観」「教材観」「指導観」は、つながりをもって記述されるのが好ましい。示されている例ではどのようなつながりで記述されているか述べなさい。
「児童観」では、子ども達の言語生活の実態や現時点での国語力についてまとめる。具体的には、子ども達の言語活動について、興味関心の傾向や日ごろの実態、これまでに用いた教材、身につけてきた国語力はどのようなものか説明する。また、現時点で身につけつつある国語の力についても述べる。
「教材観」では、その単元で学習する題材(作品)について分析した、その概要や特性についてまとめる。あらすじや文章の展開、登場人物の特徴について述べる。そして、それを通して身に着くであろう国語の力を述べる。
「指導観」では、児童の実態と題材(作品)の特徴とを鑑みて、期待している国語の力がつくような具体的な指導方法をまとめる。予想される子どもの反応も端的に述べる。特に教師のねらいと直接関わるような重要な活動については、しっかりと記入する。
この「児童観」、「教材観」、「指導...