学習指導案が2種類あります。
新小学校学習指導要領の「D 身近な消費生活と環境」の学習内容に関する学習指導案を2種類作成し、その評価規準を明らかにすること。
学習指導案1は、「物や金銭の使い方と買い物」についてだが、本時は「物の使い方を見直そう」を扱う。事前に児童はお金の使い方や買い物の仕方について学習したと仮定し、それらをふまえた上で本時では、物の使い方を見直して、計画的に使う工夫がわかり、生活の中でどのように生かしていけるかを考えさせるようにする。また、意思決定能力を育てる消費者教育の視点に立って指導にあたることを念頭においておく。
学習指導案2は、生活の中に4R活動を取り入れた学習内容だが、本時は「不用品の活用や、ごみのしまつをしよう」を扱う。改めてなぜ、ごみの分別が必要なのかを考えさせ、自分にとっては不用品であっても、正しく分別することで、それらを資源化できること、また、ごみを少なくするための様々な生活の工夫を知ることで、自分にも環境保全に役立つ取り組みが身近なところでできること、一人ひとりの心がけで家族や地域の人と気持ちよく生活できることを気付かせたい。
参考文献
文部科学省 小学校学習指導要領解...