資料:26件
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学校教育課程論_Z1105
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『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画である。その教育課程を編成する時の国家的基準である学習指導要領の歴史的変遷について、以下順を追って述べる。
昭和22年、教育基本法及び学校教育法の交付と平行して最初の学習指導要領が制定される。この時点ではこれによる画一的な教育が意図されたのではなく、あくまで手引書扱いに過ぎなかった。「修身・歴史・地理」が「社会科」となり、「家庭」「自由研究」が新設された。なお家庭科は男女共学の理念のもと男子にも課せられた。
昭和26年、学習指導要領が全面改訂される。小学校の教育課程は9教科から4領域に再編された。領域毎に合科的な授業を行うことが意図された、きわめて柔軟なカリキュラムであった。「自由研究」は「教科以外の活動」に変更され、その活動は児童会・委員会活動・児童集会等であった。児童が学校行事に参加することで、協調性・社会性が培われるとされた。
しかしこれら経験学習的なカリキ
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学校教育課程論
Z1105
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学校教育課程論Z1105
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「教育課程とは何かについてその基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。」
Ⅰ 教育課程の基準
戦後の教育改革は、国民に教育を受ける機会を保障することが大きな柱であり、学校教育課程に転換がもたらされた。戦前に形成された国家主義の解体と新たな民主主義の発展が目指され、国家への忠誠心を育む教育が、一転して教科教育中心の個人のための教育に転換してきたのである。教育基本法および学校教育法の公布と平行して、最初の学習指導要領(試案)が制定され、教育課程の一定基準が設けられた。昭和26年、学習指導要領の改訂では、4つの経験領域の枠組みに再編成され、領域ごとに合科的な授業を行うことを意図とし、きわめて柔軟なカリキュラムであったが、生徒の自主性を重視する路線は踏襲されている。
戦後復興期から、さらなる近代化を求めるようになり、必要とされたのが基礎学力の育成であった。また、今までの経験学習的なカリキュラムによって、児童生徒の基礎学力が低下し、青少年の非行、規律の低下などが問題となり、学校教育におけて対応策が求められるようになった。そのため教育課程において基礎学力の育成とともに知識を生活に役立てる
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