こちらは、大学の通信教育のレポートです。個人のレポートにより、一部分だけを変更したもの、そのまま写したものは、違反になり学則において処罰の対象となります。あくまで参考程度にお願いします。
課題名「施設養護における保育士の役割について『施設養護の基本原理』を用いて論じなさい」
【参考文献】
「現代児童養護の理論と実践」鈴木政次郎・川島書店・2005,3,20
「養護原理Ⅰ」聖徳大学通信教育部・聖徳大学・H16,4,Ⅰ
第二課題 第一設題
施設養護の基本原理は、「人間性の回復と形成」、「処遇の個別化」、「集団生活の活用」、「親子関係の調整」、「積極的な社会参加」の5つの原理で構成されている。これらの原理と保育士の役割について、下記に述べる。
まず、「人間性の回復と形成」であるが、この原理は5つの原理の中でも柱となる原理である。施設養護の対象となる児童は様々な問題状況をかかえており、適切な擁護がされなかったために人間性やパーソナリティの発達が阻害された状態で入所することも多い。そのような児童にとり、もっとも優先させるは「人間性の回復」である。児童福祉の理念にもある通り、児童を人間として尊重し、その基本的人権...