徳川吉宗・大岡忠相・田中休愚

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    資料紹介

    日大通信 歴史学 分冊1 合格レポート トリプルA評価
    講評欄 「丁寧にまとめ、大要をとらえていました」

    参考文献 江戸の決断(講談社)
           徳川葵三代(新人物往来社) 
           江戸人物伝(学習研究社)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「徳川吉宗・大岡忠相・田中休愚-日本・近世史」

     戦国時代には、莫大に産出していた鉱山の金銀が急速に減少し、幕府の財政赤字の最大の要因となってきた。1657年の明暦大火の復興、五代綱吉による神社仏閣の修復事業、幕臣の増加、貨幣改鋳に伴う通貨の混乱と物価騰貴等も幕府の財政を揺るがし、厳しい時代であった。

     徳川吉宗-江戸幕府八代将軍。紀州二代藩主の徳川光貞の四男でありながら、紀州藩主、将軍に就任。江戸時代後期の長子単独相続が主流で、部屋住の身分から、兄の死や母の出自、老中大久保忠朝の計らい等により、将軍にまでのぼりつめたのは、偶然と強運があったからといえる。吉宗の政治は、家康を模範とし将軍親政の下に財政の立て直しと士風の振興を重点とし、白石の政策を受け継いで元禄以来の社会、経済の変化に応ずる対策を考究するとともに、官僚機構の整備を計って改革に着手したものである。江戸の三大改革で唯一、成功したといわれる享保の改革においては、第一着手として、御用人制度の廃止で自己の思い通りの政治を行うため、従来の側用人政治をやめ、老中の権威と地位の復活を計った。また、御庭番という密偵を創置したり、目安箱...

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    参考文献 江戸の決断(講談社)
           徳川葵三代(新人物往来社)
           江戸人物伝(学習研究社)
     
    日大通信 歴史学合格レポート 分冊1
    2012/05/16 22:27 (12年6ヶ月前)

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