S0101 教育原論_第2設題_A評価

閲覧数1,363
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    提出レポートです。A評価をいただきました。
    テキストを中心にまとめてあります。 レポート作成の際の参考資料としてにお役立てください。
    (資料を原文そのままで提出するのはお止めください。くれぐれもご留意くださいますようお願いいたします。)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ
    第一章 タブラ・ラサ説
    ジョン・ロックの教育論の基礎となるものに、タブラ・ラサ説(精神白紙説)がある。タブラ・ラサとは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはないという考えのことである。ロックは、人間の心は何も書きこまれていない白紙であり、あらゆる観念は経験から生じるとした。この考えに従えば、子どもは生まれた時はまだ何の観念も持っておらず、成長するにつれて教育によってさまざまな観念を獲得するようになるということだ。これは経験主義的な考えと言い得る。
    ロックは子どもの教育はまず感覚的訓練から始めるように主張する。感覚によって一つ一つの対象についてわれわれの心の中に観念が起こり、様々な知識が得られる。例えば、どんな色であるか、暑いか寒いか、どんな味か、どんな臭いか、どんな形であるか等を、感覚を通して知覚し、それらもついての知識や観念が得られる。すなわち感覚を通してさまざまな知識や観念を記憶し、一つ一つの名前を教わる。このような過程を経て一つ一つの知識や観念が心の中に植えつけられるのである。それゆえに正...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。