教育原論 第1設題

閲覧数1,283
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2012年に提出したレポートです。A評価でした。ぜひ参考にして下さい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。』
     ペスタロッチーの教育学の背景には、彼の生まれ育った環境が将来における教育思想に大いに関係している。ペスタロッチーは1764年スイスのチューリッヒで生まれた。医師であった父と5歳の時に死別し、その後母と家政婦によって育てられる。母は全身全霊の愛を以って自らの生涯を子供の教育に捧げ、家政婦もまた骨身を惜しまず、子どもたちの教育に献身した。幼児期を女性によって育てられたことは、後年教育における女性の重要性を説いたことに影響していると考えられる。また、彼は、祖父が貧しい人々の救済のために働いているのを見て、富者と貧者との、支配者と被支配者との世界観や人生観が根本的に相違していることを認め、原因をさぐりはじめた。そして、祖父と同じく牧師となり、宗教的信仰を以って救済事業にあたることを生涯の使命としようと考えた。大学卒業後は、ノイホーフと名付けた農園を経営し、孤児のための貧民学校を開設したが、いずれも失敗した。このノイホーフでの時代に発表した『隠者の夕暮れ』(1780年)の冒頭で「王座にあっても草屋根のかげに住まっても同じ人間」と言...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。