西鶴の浮世草紙『武道伝来記』を対象とした作品論を書きなさい。
ポイント →枚数に制約があるため、任意の章に絞って論及したもので結構です。テキストは<参考文献>にあげたもの以外にもあります。図書館で調べて選書し、精読してください。先行論文や研究書の探索には『西鶴事典』を利用すると便利です。論述に際し、先行研究の整理や剽窃に終始せぬよう注意してください。引用文献については必ず注記を付してください。
参考文献 →新日本古典文学大系『武道伝来記・西鶴置土産・万の文反古・西鶴名残の友』(岩波書店) 新編日本古典文学全集『井原西鶴集(4)』(小学館) 決定版対訳西鶴全集第7巻『武道傳來記』(明治書院)*『西鶴事典』江本裕・谷脇理史編(おうふう)
参考程度にどうぞ。
平成25・26年度 国文学講義Ⅳ(近世) 分冊2
西鶴の浮世草紙『武道伝来記』を対象とした作品論を書きなさい。
ポイント →枚数に制約があるため、任意の章に絞って論及したもので結構です。テキストは<参考文献>にあげたもの以外にもあります。図書館で調べて選書し、精読してください。先行論文や研究書の探索には『西鶴事典』を利用すると便利です。論述に際し、先行研究の整理や剽窃に終始せぬよう注意してください。引用文献については必ず注記を付してください。
参考文献 →新日本古典文学大系『武道伝来記・西鶴置土産・万の文反古・西鶴名残の友』(岩波書店) 新編日本古典文学全集『井原西鶴集(4)』(小学館) 決定版対訳西鶴全集第7巻『武道傳來記』(明治書院)*『西鶴事典』江本裕・谷脇理史編(おうふう)
井原西鶴による浮世草紙『武道伝来記』は、「諸国敵討」の副題が示すように敵討を主題とした武家物である。短編小説集で、各巻それぞれ四話、合計三十二話載せられている。
西鶴は『武道伝来記』で「武道」を描くために「敵討」を題材として選んでいる。「敵討」から「武道」をどのように描いたのだろうか。
近世では「敵討...