教職の模擬授業にて使用したものです。
手の変幻 学習指導案
一 指導日 平成二十四年 五月二十二日(火) 二限目
二 指導学級 ○○県立××高等学校 二年二組
三 生徒観 普通科・文系クラスにあたる学級であり、授業態度は真面目で、発問にもよく答える。しかし積極性にかけ、ただ板書を写す授業になりがちである。生徒からの発言を促すような授業展開・発問を心がけたい。
四 単元名 評論(一) 「手の変幻」
五 教材観 本教材では、ミロのビーナスの両腕が失われたことによって、あらゆる手の可能性が獲得されたことに対する筆者の認識について論述されてある。論理的な文章で、逆説や倒置、反語などの表現技巧や、言い換えなどが多く使用されている。それらの文章表現を整理しながら、正確に読み取らせることによって、文章を丹念に且つ論理的に読むことを経験させたい。
六 指導観 筆者独特の想像や思索を的確に理解させるために,随所で使
用されている表現技法に注目しながら読解をすすめていく。
両腕がないことに美しさを感じている筆者の...