哲学 分冊1 H27-28年度課題

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    資料紹介

    【日大通教】哲学 分冊1 H27-28年度課題 合格リポート

    古代ギリシャにおける自然哲学の諸相について述べよ。

    「参考文献を用いて、自然哲学の諸相について、適切にまとめられている。要点は明確におさえられている。」との講評をいただきました。
    キーワード使用しています。参考文献記載しています。拙い文ではありますが、参考用としてお使いください。

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    哲学(B10700)分冊1

    古代ギリシャにおける自然哲学の諸相について述べよ。

    〈ポイント〉ミトレス学派とピタゴラス学派の相違、エンペドクレスによるヘラクレイトスとパルメニデスの思想の調停に的を絞ること。

    〈キーワード〉アルケー、構造、生成消滅、不生不滅、四元素説
    哲学は前7~6世紀にイオニア地方のミトレスという都市から、宇宙自然の生成を元素に見出そうとしたミトレス学派が切り開いたといわれる。

    ミレトス学派の始祖タレス(Thales, 前7-6世紀)は、宇宙万有の元のもの万物のアルケー(始原)は「水」であるといい、大地が水の上に浮いていると主張した。なぜなら「万物の栄養は湿っていること,また熱そのものは湿ったものから生じ,またそれによって維持されるということなどを観察したことから(中略).大地は材木や他の何かそのような性質のものと同様に(中略),浮くものであるがゆえに,止まっている」(山本光雄訳編, 1958年, p.6-7)からであるという。ラエルティオス(1984)によるとタレスは「世界は生きたもの(生命をもつ)ものであり、神々(ダイモーン)に充ち満ちている」(加来彰俊訳,...

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