【日大通教】簿記論Ⅰ(S20300)分冊2 H27-28年度課題 合格リポート
約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形に関して,債権・債務関係の流れを図示し,仕訳例を挙げて説明しなさい。
「非常によくまとまっている」との講評をいただきました。
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簿記論Ⅰ 分冊2
約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形に関して,債権・債務関係の流れを図示し,仕訳例を挙げて説明しなさい。
〈キーワード〉約束手形,為替手形,裏書手形,割引手形,不渡手形
〈参考文献〉『簿記技法〔四訂版〕』山本繁(同文舘)
手形とは、「貨幣制度の存在を前提として、手形法により一定の要件を示した一定の金額の支払を目的として発行される金銭債権を表す有価証券」(山本,平成19年,p.146)で、約束手形と為替手形の2種類がある。
まず約束手形とは、手形の発行者(振出人)が、手形代金の受取人または手形所持人に対して、一定の期日(満期日)に一定の金額(手形代金)を支払うことを約束する紙券である。
(買主) (売主)
A (手形決済) B
振出人 名宛人
(支払人) 商品 (受取人)
(買主) (売主)
A (手形決済) B
振出人 名宛人
(支払人) 商品 (受取人)
AがBから商品を購入し代金を手形で支払った場合、Aは手形を振り出すことにより手形債務者となり、支払手形勘定で処理を行う。Bは手形...