国文学史Ⅰ 分冊1 H25-26年度課題

閲覧数2,419
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【日大通教】国文学史Ⅰ 分冊1 H25-26年度課題 合格リポート

    〈『風土記』の成立と特徴について説明しなさい。またテキストに「『出雲風土記』の国引きの物語などは、この方の語部の語り口を伝えていると思われる古い国語の表現を示し、内容とともに素朴で力強い説話文学となっている」とある。この「語部の語り口」「古い国語の表現」「素朴で力強い」ということについて、説話の中より具体的に示して説明しなさい。〉

    キーワード使用しています。参考文献記載しています。拙い文ではありますが、参考用としてお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国文学史Ⅰ 分冊一

    〈『風土記』の成立と特徴について説明しなさい。またテキストに「『出雲風土記』の国引きの物語などは、この方の語部の語り口を伝えていると思われる古い国語の表現を示し、内容とともに素朴で力強い説話文学となっている」とある。この「語部の語り口」「古い国語の表現」「素朴で力強い」ということについて、説話の中より具体的に示して説明しなさい。〉

    〈キーワード〉元明天皇・五風土記・古伝承・文学的価値
    『風土記』は、元明天皇の詔命に従って、諸国からその国の産物・地味・地名の起源・古老の伝承などを提出させた報告書(解文)であり、このことは『続日本紀』和銅六(七一三)年五月の甲子の条に記されている。

    『風土記』詔命の意図は、律令政治の一環として朝廷が各国の事情を知るため、また唐との交流上、地誌編纂の必要性のためであると考えられている。

    しかし『風土記』は書き手がはっきりしないこと、また平安時代に入り次第に散逸したため、現存しているのは、常陸・出雲・播磨・豊後・肥前の五国のみであり、その他は後の諸書に引用されている逸文にすぎないこと、など未だに謎の多い書物であるといわれる。この五風...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。