国語学概論_分冊2合格レポートです。科目修得試験過去問(H20/3回~H25/3回)付。
国語学概論 分冊2
荻野綱男(編著)『現代日本語学入門』の「文字と表記」から「文化人類学」までの各章ごとに、あなたがこの本で初めて知って興味を覚えたことについて、1章あたり180字から220字の範囲で、何にどんな興味を覚えたのか、説明しなさい。
〈ポイント〉
各章ごとに一通り読んで内容を理解した上で、自分の今までの知識に照らし合わせて、何が新しい発見なのかを考えるとよい。制限時数が短いから、いいたいことを短く端的に(かつ読んでわかるように)述べる工夫が必要である。
文字と表記
日本語で使用されている文字の種類は漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字に数字や句読点などと世界的にみてもとても多い。またその中でも漢字は約五万字あり、常用漢字だけでも二千字、さらに音訓の読みやあて字、借字、熟字訓などがあり、文字表記については学習の難易度がかなり高い。しかし漢字には高い造語力があり、さらに情報の圧縮力もあるため、少ない文字数で多くの意味を含ませることが可能である点に興味をもった。
敬語
言葉の切り換えで自身の位置や立場を推し量り、社会的距離・親疎関係に応じて取られる受動的な敬語行動は「...