日本大学通信 国際金融論分冊1平成27年平成28年

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    資料紹介

    日本大学通信教育学部国際金融論分冊1レポート。丸写し厳禁。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 はじめに

    ポンド体制と呼ばれる国際金本位制の成立経緯と特徴について、当時のロンドン・バランスをもった国際決済に仕組み、金平価による固定為替相場の維持に触れながら以下論じる。

    2 国際金本位制の成立経緯

    1870年代以降であり、イギリスで最初に金本位制を確立し、同国とその関係国(イギリス領やポルトガルなどイギリスに密接だった国)が金本位制を採用しはじめた。さらにドイツが採用し他の国々も金本位制に移行し世界的に普及したことから国際金本位制と呼ばれた。

     もともと金本位制の前の世界は、多くの国が銀本位制又は金銀複本位制を採用していた。ところが、1870年代以降、銀価格が低落した。ドイツなど複本位制諸国から銀貨が放出、銀鉱開発による供給量が増大。これらにより世界的な銀価格が暴落した。また、世界市場が、イギリスを中心に、貿易と金融の両方で関係が強まっており、為替相場の安定や対外経済関係の観点から、イギリスとの貨幣制度の統一が必要であり、各国の本位制度がイギリスの金本位制へと移行し、国際金本位制となったのである。

    3 「ポンド体制」と呼ばれるのはなぜか.

    国際間の決済が金そのもの...

    コメント1件

    うちだゆうか 購入
    このレポートは内容が違っております
    2016/05/14 12:28 (8年6ヶ月前)

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