Q0707経済学概論第2設題

閲覧数2,344
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     アメリカにおいて進められてきた「新自由主義」政策が「貧困大国」を生み出した事態について、災害、医療、教育、戦争という「人のいのち」にかかわる四つの領域のどれか1つの領域を選んで、その実態を詳しくつかみ、重要なことを整理してみよ。
     このリポートでは医療の領域について述べることとする。
     「新自由主義」政策とは、アメリカの第40代大統領レーガンによって進められた政策である。レーガンは効率重視の市場主義を基盤とした政策を次々に打ち出し、アメリカ社会を大きく変えていったのである。その目的は、大企業の競争力を高めることで経済を上向かせることであり、そのために企業に対する規制を撤廃・緩和し、法人税を下げ、労働者側に厳しい政策を許し社会保障を削減した。
    その結果、安価な海外諸国の労働力に負けた国内の製造業は力を失い、失業者が続出した。また、中間層が貧困層に転がり落ち、代わりに主流となったサービス業が一部のエリート層で事足りる性質であったことから、国内の所得格差が急激に広がったのである。
     レーガン政権以降、国内の所得格差を拡大させる市場原理主義は、中間層を消滅させ、下層に転落した人々が社会の底辺...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。