Q0702_R0708_人文地理学(科目最終試験6題の解答例:80点合格)

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    資料紹介

    2013年に80点で合格しました。
    ちなみに、私は同志社大学法学部卒業です。

    私が確認できたのは次の6つの過去問です。
    (1)工業地理学における3つのアプローチを説明したうえで、いずれかのアプローチから具体的な例を一つ取り上げて述べなさい。
    (2)人口地理学における4つの研究アプローチを説明したうえで、人口を通じて地域がどのように結びつているかを述べなさい。
    (3)フォーディズム都市・ポストフォーディズム都市における「空間のかたち」・「社会のかたち」・「経済のかたち」についてそれぞれ要点をまとめ、フォーディズム都市とポストフォーディズム都市との相違点を説明しなさい。
    (4)都市の空間的形態とそれを生み出す諸過程の一般的な特徴について述べなさい。
    (5)農業・農村地域の変貌について「グローバル化」や「ローカル化」の視点を踏まえ、具体的な地域を1つ取り上げ述べなさい。
    (6)観光空間やそのイメージがメディアによって創出された具体的な地域を1つ取り上げて述べなさい。


    (1)~(3)が多く出題されていますので、重点的に勉強しました。
    私の時は(3)が出題されました。

    よろしければ参考にされてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    工業地理学における3つのアプローチを説明したうえで、いずれかのアプローチから具体的な例を一つ取り上げて述べなさい。
    工業地理学のアプローチを大別すると、立地論、分業論、集積論(地域論)に分類できる。
    立地論は、工業の立地要因や立地に影響を及ぼす社会経済的な側面に焦点を当て、なぜその地域に工業が立地したのかを解明することに主眼が置かれている。
    例えば、原材料の入手が重要であれば、原料産地に近い場所に立地することが合理的であるし、消費者への輸送が重要であれば、市場との距離の近さが立地要因となる。
    分業論は、工業の相互関連や各工程の関連性などを地域との結びつきに注目して明らかにするアプローチである。
    工業生産には数多くの設備と労働力が必要であり、現代の工業の生産活動は大規模かつ広範囲の地域にまたがるため、原材料が最終製品になるまでを分業の視点から一つの生産システムとしてとらえることが肝要である。
    集積論は、ある地理的範囲において経済活動が密接に関連している状態(集積)に注目するアプローチで、特定の地域に立地が集中している現象を読み解くことを目的としている。
    我が国においては、トヨタ自動車の本...

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