B+判定です。「よく設題に答えられていて、内容の理解も充分ですが、前半の部分がやや冗長に感じたので、前半部分にまとまりがあるとより良いレポートになります」とのことです。
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「保育所における乳児保育の課題について述べよ。」
現在の日本社会では、保護者の就労時間帯の複雑化、少子高齢化、核家族化等が急激に進み、保護者の価値観も多様化している。この様な大人(保護者)の生活状況の変化はそのまま乳児の保育にも課題を投げかけている。
ここでは保育所における乳児保育の課題を、「保護者の生活時間帯の多様化」「家庭の育児機能問題と待機児童」の2点にとらえて述べる。
乳児保育とは、保育所保育指針では「出生から1歳に満たない0歳児の保育」とされているが、スクーリングの際「乳児保育の概念」で、「保育を実施する上での配慮や保育士の配置や施設整備などの制度の中で3歳以上児クラスとは大きな違いがある」と学んだこともあり、乳児保育を3歳児未満保育と考えて考察していく。
(1)保護者の生活時間帯の多様化と保育課題
保育所における保育で大切なことの一つに基本的生活において生活リズムを発達に応じて整えることがある。
生活リズムと保育は密接に関係している。正しい生活リズムは乳幼児の健全な発達のために非常に重要である。しかし、保護者の生活は多様化しており、夜更かし型の生活をし...