英米法  課題2

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    資料紹介

    「コモン・ローとエクイティ(衡平法)」について

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    英米法

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    コモンローとはイングランド王国にあるコモンロー裁判所によって出された判例が、法の役割をする。それをコモンロー(共通の法)と呼んだ。初期のコモンロー裁判所は、封建的土地保有に関する法と国王の訴訟のみであった。国王の財政に関する事件は財務府裁判所で扱い、土地の諸湯、占有に関する民間事件は人間間訴訟裁判所で扱い、重大な犯罪事件は王座裁判所で扱った。またコモンロー裁判所の直轄外の事件は地方の封建裁判所や教会裁判所、商業裁判所、市裁判所で扱われた。それほどコモンローで扱われる裁判の範囲は狭かったのだ。

     では、なぜコモンローは英米法の特徴となるまで発展してきたのだろうか。

    コモンロー裁判所では、令状体制、訴訟方式の固定か特殊主張訴訟が認められるようになり、新たな事態に対して柔軟に対応できるようになり、コモンローの直轄の範囲は広がっていった。

     令状を例にとって説明する。コモンロー裁判所において訴訟をするためには令状を買わなければならなかった。令状には原告が紛争処理方式を明記する必要があった。紛争処理方式を明記することは、希望の主張であり、権利の主張とも言える。さらに、13世紀になると令状が...

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