社会福祉士
<科目>福祉行財政と福祉計画
<課題名>「計画の策定主体はどのようにしてニーズを把握すればよいのか。ニーズ把握の技法について述べなさい。」
についての課題で(100点満点中85点) の評価を頂きました。課題作成の参考にしてください。
<課題名>
(2)計画の策定主体はどのようにしてニーズを把握すればよいのか。ニーズ把握の技法について述べなさい。 <引用・参考文献>
社会福祉士養成講座編集委員会:編集
「新・社会福祉士養成講座10福祉行財政と福祉計画」
中央法規出版 2009年3月31日発行 P104~126 <講師からの評価と所見>
評価:85点(100点満点中)
所見
ニーズの概念、類型、把握の技法について述べられました。計画、策定主体も捉え整理を深めて下さい。 ニーズは、社会福祉の専門的な概念であるが、社会状況や社会規範により変化する為、その概念定義は相対的にならざるを得ない。例えばニーズの代表的な概念の一つとして、三浦文夫は政策科学的な視点からニーズを次のように定義している。『社会的ニーズとは「ある種の状態が、一定の目標なり、基準から見て乖離の状態にあり(診断的ニーズ)」、そして「その状態の回復・改善等を行なう必要があると社会的に認められたもの(処方的ニーズあるいはサービス・ニーズ)」である。』と述べている。これを福祉計画に関して述べると、診断的ニーズの分析を前提としながらも、主としてサービス・ニーズをい...