連関資料 :: 生徒指導

資料:640件

  • 生徒指導
  • ◇生徒指導の目的  生徒指導は、すべての児童・生徒を対象にして、現実生活へのよりよい適応、個性の慎重、自己の所属する集団生活の向上を目指し、将来における社会生活のなかで、最大限の社会的自己実現が達成されるように指導・援助する大切な教育活動である。こうした点から、児童・生徒の人格の発達、自我の形成、個性の育成や、行動理解、行動変容に関する諸理論を取り上げ、学校生徒指導に役立てることが大切である。  また、現在の学校教育においては、各教科・道徳活動は主として集団指導の形態において行われるのが一般的である。教育指導は個別指導だけでは、その教育効果を十分に期待することはできない。この個別指導とあわせて集団しどうが重要である。集団の力、集団の相互作用によって教育の成果や生産性を高めることが必要で、そのためには、集団指導の理念も明らかにしておかなくてはならない。また、教育相談や進路相談に関する理論も紹介し、児童生徒の発達的、開発的援助、問題解決にかんする援助、治癒的援助を行っていくことが生徒指導、進路指導を実践していく上で必要不可欠である。 ◇生徒指導の理念  生徒指導は一人ひとりの児童・生徒の「生き方」の指導である。  文部省の「生徒指導の手引き」には「生徒指導は、学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つである。」と述べている。更に、生徒指導の意義を、「青少年非行などの対策といった言わば消極的な面にだけあるのではなく、積極的にすべての生徒のそれぞれの人格のよりよき発達を目指すとともに、学校生活が、生徒の一人ひとりにとっても、また学級や学年、更に学校全体といったさまざまな集団においても、有意義にかつ興味深く、充実したものになるようにすることを目指すところにある。」とその理念をのべている。
  • レポート 教育学 教育 生徒指導 進路指導
  • 550 販売中 2006/01/14
  • 閲覧(3,010)
  • 生徒指導の意義
  • ●(課題5)生徒指導の意義とは何かについて、実践的な事例をあげてながら述べよ。 まず最初に生徒指導の意義とは、大別すると1つ目には「個別的で発達的な教育を基礎とするものである」。2つめには「一人一人の生徒の人格の価値を尊重し、個性の伸長を図りながら同時に社会的資質や行動を高めようとするものである」。3つめには「生徒の現在の生活に即しながら、具体的、実際的活動として進められるべきである」4つ目には「生徒指導は、全ての生徒を対象とするものである」最後に「生徒指導は、総合的な活動である。」と考えられる。特に生徒指導は、全ての生徒を対象とするものである、に着目したい。問題行動を起こす生徒を矯正するために指導するという方法は、生徒指導の一部に過ぎないと考えられる。あくまで生徒指導とは全ての生徒を対象とし、それぞれの発達や向上を目指していると考えられる。以下では実践的な事例を挙げながら生徒指導の意義について説明していくことにする。まず生徒によっては誉められた方がやる気を出す生徒と、厳しくされた方がやる気を出す生徒がいる。また生徒の能力に違いがあるから、同じ問題を解いた生徒に対しても、より発展的な学
  • 指導 教師 倫理
  • 550 販売中 2009/10/01
  • 閲覧(1,841)
  • 生徒指導
  • 「学校教育における生徒指導の意義や役割及びガイダンスの機能の充実によるこれからの生徒指導のあり方について述べよ。」 1 生徒指導の意義・ねらい・役割について  生徒指導資料第20集に次のようにある。「生徒指導とは、本来、一人一人の生徒の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己実現できるような資質・態度を形成していくための指導・援助であり、個々の生徒の自己指導能力の育成を目指すものである。そして、それは学校がその教育目的を達成するためには欠くことのできない重要な機能の一つなのである。」つまり、生徒指導とは学校教育における教科指導と同様に、人間形成にとって重要な心を育てる主要な教育活動である。生徒指導については、小学校、中学校、高等学校など各学習指導要領にもそれぞれの記述がある。 自己指導能力とは、「自己をありのままに認め(自己受容)、自己に対する洞察を深めること(自己理解)、これらを基盤に自らの追求しつつある目標を確立し、また明確化していくこと、そしてこの目的の達成のため、自発的、自律的に自らの行動を決断し、実行する」とある。つまり自
  • 環境 小学校 学校 情報 生徒指導 指導 生徒 社会 教師 発達
  • 550 販売中 2009/02/11
  • 閲覧(1,581)
  • 生徒指導の原理
  • 設 題  ⇒中学・高校における生徒指導の原理は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、説明せよ。 生徒指導は、教科指導と並ぶ重要な教育機能をもつ活動であると言われる。「生徒指導の手びき」によると、それは生徒指導が、学校教育の全般にわたって、すべての生徒のそれぞれの人格のよりよき発達を目指すとともに、学校生活が、生徒一人ひとりにとっても、また、学級や学年、ひいては学校全体といった様々な集団にとっても、有意義にかつ興味深く、充実したものとなるよう指導する営みだからである。それは、生徒指導が、児童・生徒の人格を尊重しつつ、個々人の個性の伸長を最大限に図り、総合的な人間形成をめざした教育活動であるということである。つまり、生徒指導とは、一人ひとりの児童・生徒の置かれている環境や社会的諸条件に即して、これに主体的に対応し、集団での人間関係の改善や協調性の向上を図り、自己指導能力や自己教育能力を高めて自己実現が可能となるような資質と態度を育てる教育的な指導・援助のことである。(テキストP.10、P.13参照)  また、「生徒指導の手びき」には、生徒指導の基礎となる人間観について、「人
  • 佛教大学 生徒指導の原理 合格済
  • 550 販売中 2009/08/06
  • 閲覧(1,744)
  • 生徒指導進路指導の研究
  • 『小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかをとりあげて説明せよ。』  小学校における教育相談とは、児童の教育上の様々な問題について、児童本人またはその親、教師などにその望ましいあり方について助言指導することであり、悩みや困難の解決を援助することにより、その生活によく適応させ、人格の成長への援助をはかるものである。これが本来の教育相談であるが、これ以外にも学業相談や進路指導なども「開発的教育相談」と呼ばれ教育相談のひとつである。また、児童の心のケアとして行われる「治療的教育相談」、問題が大きくなる前に児童のケアを行う「予防的教育相談」がある。こういったことを踏まえると、教育相談は児童への適応と人格の成長を助けるという目的のために行われる全ての活動であり、本人はもとよりその親や担任教員、カウンセラーなどが相互に働きかけあって行われるべきものである。そして近年、学校では不登校、いじめ、校内暴力、学級崩壊などの教育問題が深刻化してきている。また、家庭の問題や学習に対する困難を抱えた児童も多く、こういった問題を抱える児童は、何らかの満たされない思いを持っていることが多い。さらに、人との関わり方がわからず、他人に対して不安を抱いたり、感情をむき出しにしたりする児童が増えているといわれている。こういった背景が、教育相談の重要性を高めている原因となっている。  では、ここからはいじめの問題を取り上げて、教育相談を行う際にどのような点に注意しなければならないのかをみていくこととする。 いじめは昔からあったものであるが、最近は陰湿化し程度もひどくなっている。また、最近のいじめの特徴は「いじめ可視性の低下(主観化、偽装化、正当化、情報の遮断など)」、「立場の入れ替わり(いじめの強要、被害者、加害者の立場の流動性)」、「スティグマ(烙印)の拡大(弱点のみならずまじめ、好成績のものにも)」、「集合化(複数のリーダー、不特定多数の観衆、見て見ぬふり)」、「歯止めの消失(子どもの共感能力の低下、仲裁者の不在)」、「いじめと非行の接点があいまい(暴行、恐喝、窃盗)」の6つが挙げられる。さらにいじめは、いじめか否かを判断する基準が曖昧である。そして、昨今のニュースにもなっていた文部科学省が調査したいじめがあったかどうかという調査では、「減少している」という結果となっていた。しかし、それは明らかになったもののみであり、教師などの見えないところで行われている、明らかになっていないものは数には含まれていない。いじめが陰湿化しているということは、いじめる側の児童は一目で「これはいじめだ。」とわかるようないじめ方をしないということである。 ここで具体的な例をひとつ取り上げる。 小学生の場合、ひとつのクラスには、いくつかの仲の良いもので集まったグループが必ずあるものである。そのグループ内で起こっているいじめ(暴力や無視など)は、特に判断が難しいといってよいだろう。ここでは、客観的にいじめとみえる行為でも、教師がただの仲の良いグループだという風に見ている限り、仲の良いもの同士の悪ふざけだと感じてしまうかもしれない。すると、いじめが長期化してしまう可能性がある。いじめられる側が勇気を持って誰かに訴えない限り、いじめだと特定することは難しい。また、いじめられている児童は誰かにいじめの事実を伝えようとしても、いじめている児童にもっとひどいことをされるのではないかと言えなくなってしまったり、一人でいるよりそのグループにいて、誰かと一緒にいる方が
  • 550 販売中 2008/04/29
  • 閲覧(1,839)
  • 生徒指導・進路指導
  • 生徒指導・進路指導論 これまで、中学校・高等学校における進路指導が進学や就職のための合格指導や斡旋活動を行う、いわゆる「出口指導」であるという間違った認識が教師や生徒、保護者の間に存在していた。しかし、本来の進路指導とは、生徒が自らの生き方を考え、将来に対する目的意識を持ち、自らの意志と責任で進路を選択決定する能力・態度を身に付けることができるよう指導・援助する教育活動である。 学校における進路指導は、青年期の教育の一環としてきわめて貴重な教育的意義を持ち、その指導・援助の過程で生徒は生き方の自覚を深め、仕事・職業への現実感や自己決定の能力を習得することをねらいとしている。 進路指導は職業的自己実現に必要な能力や態度の育成を主なねらいとし、生徒の自己概念の明確化を図りながら各自の社会的役割を自覚させることになるため、進路指導の過程そのものが、生徒にとって「生きる力」を伸ばす過程となり、そして、生き方についての自覚を深めることに繋がる。青少年の「生き方」への取り組みが問題とされる中、進路指導における「生き方」の指導は最も重要な指導の視点でもある。また、その指導において生徒へ実生活に関する知識や情報を提供したり
  • 進路指導 生徒指導 ガイダンス 生き方の指導 キャリア キャリア発達 モラトリアム 日大 通信
  • 1,100 販売中 2009/09/03
  • 閲覧(3,623)
  • 生徒指導進路指導の研究
  • 小学校において教育相談を行う場合、どのような点に注意しなければならないか。いじめ・不登校のいずれかを取り上げて説明せよ。  今日、学校において、不登校、いじめ、暴力、学級崩壊など、様々な問題が取り立たされている。このような時代だからこそ教育相談は学校教育において重要な教育活動の1つといえるだろう。そもそも教育相談とは、一人ひとりの児童・生徒の教育上の諸問題について、本人、その親、教師などに、その望ましいあり方について助言指導することであり、個人の悩みや困難の解決を援助することによって、その生活に適応させ、人格の成長への援助をはかるものである。したがって、教師にもカウンセリングマインドを持つことが必要とされてきた。しかし教師は授業を行わなければならないし、児童一人ひとりを評価しなければならない。そのため教師だけにカウンセラーの役割を背負わすのは酷なことである。そういうわけで、現在、多くの学校がスクールカウンセラーを設置するようになった。したがって教師は全ての児童を理解し成長を見守ることも大切であるが、一人で全てを抱え込むのではなく、児童の親や他の教員、またスクールカウンセラーと連携して児童の成長を手助けしていかなければならない。  ここでは不登校について述べていきたい。不登校に陥る理由や継続理由として、友人関係の問題、学業不振、教師との関係などが問題として挙げられる。それらの生徒は「学校に自分の居場所がない」という気持ちを抱いている。不登校を論じるにあたって、「心の居場所」という言葉が一般的に用いられる。学校不適応対策調査研究協力者会議(1992)では、不登校は「どの子どもにでも起こりうる」というパラダイムが明示され、学校や学級が児童・生徒にとって「自己の存在が実感でき、精神的に安心できる場所=心の居場所」となるための教育的対応が緊要であると提起された。そのためスクールカウンセラーがいる相談室や養護教員による保健室への登校を認め、不登校の生徒を少しでも減らすように努力しているのである。  また学校に拘る必要はない。生徒が不登校に陥るのは学校に問題があるからである。したがって、学校がそのような生徒の心を開けないことが考えられる。そのため「開かれた学校」作りが提示され、「学校施設の社会教育事業への開放、学校管理・運営への地域・保護者の意見の反映をはじめとする開かれた学校経営の努力」と定義された。つまり、不登校の問題を学校だけで解決するのではなく、地域と連携してその問題にあたっていくこということである。例えば、ある生徒が不登校になってしまったが地域の活動には参加する場合は、そこで学校についての話を聞くことができる。また、学校に来れない生徒がなぜ地域の活動には来ることができるのかということを考えることによって、再びその生徒が登校できる方法を見つけることができるかもしれない。そういったことから、「開かれた学校」作りは不登校の問題を解決する一つの方法といえるだろう。  今までは学校外での不登校児への関わり方についてのべてきたが、教師は一体どのような対応をすればよいのだろうか。不登校の最大の問題は、その理由がはっきりとしたものでないことである。前に述べたように友人や教師に関すること、学業不振など原因がはっきりする場合もあるが、ほとんどの場合ははっきりしない。したがって原因究明に躍起になってもあまり良い結果は得られないだろう。  ところで、不登校に陥った生徒の多くは何年か遅れながらも普通の進路を辿るという明るい現象がある。その原因として、生徒自身が不登校に陥った理
  • レポート 教育学 教育 生徒指導 進路指導
  • 550 販売中 2007/08/02
  • 閲覧(1,686)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?