特別活動論
高等学校の特別活動の内容(三領域)について、まとめなさい。
特別活動とは、教育課程において、学校生活における各教科の活動とは別に、定めた活動であり、「ホームルーム活動」、「生徒会活動」、「学校行事」の三つから構成されている。
特別活動の目的として、「望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団や社会の一員としてよりよい生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、人間としての在り方・生き方についての自覚を深め、自己を生かす能力を養う。」と定義されている。個人として、また、集団や社会の成員としての資質を身に付ける自主的、実践的な態度を育てるという目標を示しており、また、人間としての在り方生き方についての自覚を深めるとともに、現在及び将来にわたって自己実現を図る能力,すなわち、自己を生かす能力を養うという目標を掲げている。
ホームルーム活動の授業時数については、原則として、年間35単位時間以上とする。生徒会活動と学校行事についてはそれぞれ適切な授業時数を充てる。
学校は社会の縮図と呼ばれている程に、社会のあらゆる場面で必要な力が自然に...