教育課程論
1.平成20年に告示された学習指導要領(高等学校は21年)の改訂の特徴及びその背景、今後予想される学校教育の変化の3点について述べなさい。
改訂の特徴
20年の小学校および中学校、21年の高等学校と順次告示された新学習指導要領は、改正教育基本法等を踏まえた上で「生きる力」をキーワードとし、知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視の充実を重要視している。また、道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や健やかな体を育成や、学習意欲の向上や学習習慣の確立、確かな学力を確立するために必要な授業数確保、外国語やコミュニケーションを取り入れた授業も充実している。【212字】
背景
社会の変化を背景に、生活習慣の確立が不十分、人間同士のコミュニケーションや自然体験の減少など家庭や地域の教育力の低下と、非正規雇用者の増加や大学全入時代が到来する中で、学習意欲が低下し、学習習慣が確立していないという状況があるとしていた。
「生きる力」の意味や必要性についての理解が浅かったこと、
子供の自主性を尊重するあまり、教師が指導を躊躇するといった状況があったこと、
各...