【佛教大学】教科教育法公民 第1設題[A評価] + 第2設題[B評価]

閲覧数2,217
ダウンロード数71
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ■第1設題 A評価
    社会科の歴史や学習指導要領の変遷、「授業とはなにか」、「公民的資質」を総合的に考察し、公民科授業のあり方を説明しなさい。

    ■第2設題 B評価
    「現代社会」「倫理」「政治・経済」のうち2科目を取り上げ、それぞれから一つずつ単元(主題)と本時を設定した上で、その授業の概要を説明しなさい。
    ⇒「現代社会」「政治・経済」を選択

    ■参考文献
    『新版 社会・地歴・公民の教育』大森正・石渡延男(編)梓出版社2009年3月31日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■社会科の歴史や学習指導要領の変遷、「授業とはなにか」、「公民的資質」を総合的に考察し、公民科授業のあり方を説明しなさい。
    1、公民科の歴史
     第2次大戦前の社会科教育は、愛国心や国民意識の高揚を目的としたナショナリズム教育の性格が強かった。公民系では中学校に「法制及経済」という教科があったものの、前述の性格上、重要視されなかった。しかし、大正期に入ると公民教育の必要性が叫ばれるようになり、1920年より実業補習学校において公民教育が実施され、1931年には中学校・師範学校でも公民科が必修科目として新設された。この頃の公民教育は「立憲自治の民」の育成を目的とする点において、従来のナショナリズム教育とは一線を画すものであった。しかし、その後日本が軍国主義への道を進むと、公民科も1937年にその目的を「臣民」の育成に変え、1943年には修身科に吸収され姿を消した。
     戦後になると、GHQの指導下でナショナリズムや軍国主義の撤廃が掲げられ、修身は日本歴史・地理とともに停止される。一方、文部省内には「公民教育刷新委員会」が設置され、平和国家の建設や民主化を目的とし、政治経済や社会文化的な内容で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。