【佛教大学】倫理学概論 科目最終試験 解答例<全5パターン対応>

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    資料紹介

    ■資料の内容
    科目最終試験対策の想定問と解答例 <全5パターン対応>
    ※想定問は過去問を参考にしたもの
    ※想定問の内容は資料冒頭に記載

    ■資料の特徴(暗記のための工夫)
    ・600~800字/1問に内容を精選し、全問暗記+4科目受験に対応
    ・暗記しやすいよう各解答例の構成や言葉遣いを統一
    ・キーワードを「薄赤字+黒下線」で表記し、プリントアウトしての赤シート暗記に対応

    ■備考
    経年による傾向の変化は自身で確認のこと

    ■参考文献
    『倫理学概論』小笠原秀実 佛教大学 1974年7月
    『告白録』宮谷宣史 教文館 1993年9月
    『世界の名著14アウグスティヌス』山田晶(編)中央公論新社 1968年1月
    『アウグスティヌス講話』山田晶 講談社 1995年7月
    『純粋理性批判』篠田英雄(訳) 岩波文庫 1961年8月25日
    『カント「純粋理性批判」入門』黒崎政男  講談社 2000年9月8日

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■目次
    【1】I.Kantの「定言命令」について理解するところを述べよ。
    【2】英国経験論の倫理学説について知っていることを論述せよ。
    【3】Augustinsの人間観の特徴をわかりやすく述べよ。
    【4】Sokratesの「汝自身を知れ」ということについて具体的に論ぜよ。
    【5】道徳と宗教についての具体的問題をあげながら、「良心」を「罪」の観点から論述せよ。
    【1】I.Kantの「定言命令」について理解するところを述べよ。 <665字>
    命令は「仮言命令」と「定言命令」の二種に分類される。
    仮言命令は「Aを欲するならばBをせよ」と命じる、目的達成への仮定条件を含む命令だ。
    定言命令は、端的に「~せよ」と命じる無条件の義務的命法だ。
    カントは善く生きるための行為、即ち道徳的行為を考える過程で、脳が自らに出す「仮言命令」と「定言命令」に着目する。
    仮言命令からなされる“よい行為”は、目的のための手段にすぎない。
    例えば、「長生きを欲するならば、健康的生活をせよ」という仮言命令に従った行為は、長生きという目的のための手段でしかない。
    定言命法からなされる“よい行為”は、行為そのものが目的であ...

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