■資料の内容
科目最終試験対策の想定問と解答例 <全6パターン対応>
※想定問は過去問を参考にしたもの
※想定問の内容は資料冒頭に記載
■資料の特徴(暗記のための工夫)
・600~800字/1問に内容を精選し、全問暗記+4科目受験に対応
・暗記しやすいよう各解答例の構成や言葉遣いを統一
・キーワードを「薄赤字+黒下線」で表記し、プリントアウトしての赤シート暗記に対応
■備考
経年による傾向の変化は自身で確認のこと
■参考文献
『哲学概論』清水澄 佛教大学 1976年3月30日
■目次
【1】哲学と宗教の関係について、主にピュタゴラスの思想を例にとりながら述べよ。
【2】ソクラテスの「無知」について、ソフィストと比較しながら述べよ。
【3】プラトンの洞窟の譬えについて、彼のイデア論を中心に説明せよ。
【4】デカルトとロックの思想を、主に本有観念をめぐる考え方の相違を明かにしながら説明せよ。
【5】バークレイは「三角形の一般的観念」という考えをどのように批判するか。ロックと比較しながら論ぜよ。
【6】「すべての物体は重い」と「5プラス7は12である」をカントはどのように区別するか。「先天的総合判断」を中心に説明せよ。
【1】哲学と宗教の関係について、主にピュタゴラスの思想を例にとりながら述べよ。 <672字>
哲学と宗教は、非常に近しい関係である。
以下、ピュタゴラスの三つの概念を例にとりながら述べる。
一点目は、テオリア(観照)だ。
通常、人間は富や名誉を得るために生きているが、テオリアはこれを度外視して「ただ観る」ことである。
「ただ観る」とは言っても、受動的行為ではない。
真理そのものの認識や直観を得るための積極的行為なのだ。
最高善である神もテオリアをこ...