■第1設題 A評価
第二章「存在の問題」第一節「存在の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
■第2設題 A評価
第三章「知識の問題」第一節「認識の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
■参考文献
『哲学概論』清水澄 佛教大学 1976年3月30日
■目次
○第1設題 … 第二章「存在の問題」第一節「存在の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
○第2設題 … 第三章「知識の問題」第一節「認識の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
■第二章「存在の問題」第一節「存在の意味」の内容を要約せよ。そして、テキストの内容に即して、自分のコメント・批判を加えよ。
1、テキスト要約
アリストテレスは、「在る」とはどういうことなのか、「存在」とは何なのかを研究した。この学問は第一哲学と呼ばれ、14巻から成る彼の著書『形而上学』の各所にその内容が記されている。
5巻7章では、「在る」ということの本質を、実体・性質・分量・能動・受動・場所・時間という8つの範疇に分類し、全ての「在る」の意味が突き詰めればこれらの範疇に帰着すると説く。例えば「ソクラテスは色白である」という文章を考えたとき、ここで「ある」が示すのは「色白」という部分だ。この部分について一般化を進めると「白は色である」となり、「色は“質”である」となる。しかし「質とは…」と考えようとして...