【聖徳大学】国家の誕生Ⅰ 第1課題[C評価] + 第2課題[C評価] + 試験対策[C評価]

閲覧数1,550
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ■第1課題 第1設題 C評価
    なぜ、倭国の王として卑弥呼が共立されたのか、当時の列島社会の政治的状況をふまえて述べよ。

    ■第2課題 第1設題 C評価
    倭国が朝鮮半島・中国と通交を行った目的について述べよ。

    ■試験対策 C評価
    論述の対策文 全2問
    ※経年による傾向の変化は自身で確認のこと

    ■参考文献
    『日本の誕生』吉田孝 岩波新書 1997年6月20日

    ■備考
    資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題→第2課題」の順に記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■試験対策
    【問1】卑弥呼の時代(3世紀頃)における日本列島の政治状況について知るところを述べなさい。(400字以上800字以内)
    (1)当時東アジア一帯は小氷期と呼ばれる寒冷化の時代であった。
    (2)寒冷化は飢饉をうみ政情を不安定にする。
    (3)これにより中国では黄巾の乱などの戦乱が続き、後漢が衰退を迎える。
    (4)日本列島においても後漢の東夷支配力の後退、また朝鮮諸族による政治的社会(租税・裁判など)の発展や先進地域における生産力の向上等があいまって倭国大乱が起こった。
    (5)一方で、寒冷化は生存戦略として人・物・情報の広域流動を生んだ。
    (6)広域流動は物質文化の変転を起こし、特に資源に関して石から鉄へのほぼ全面的な移行が行われた。
    (7)すなわち、外部資源である鉄等の諸物資を遠距離交渉や出張により獲得する、対外的な経済活動の比重が高い経済の仕組みが広がったのだ。
    (8)外部資源依存型の経済体制のもとでは、対外交渉窓口となって利益をもたらす代表者への信服が強まり、そこから階層社会(王-大人-下戸-奴婢)への道が開ける。
    (9)このような社会情勢をふまえ、外交を一つの手段として倭国...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。