R8103 日本文学史 レポート(合格済み)

閲覧数2,476
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    設題:明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉
    テキスト:原色シグマ新国語便覧 ビジュアル資料(増補3訂版)、文英堂、有田和臣

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明治、大正、昭和の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の各文学思潮を例にして具体的に説明せよ。〈写実主義・擬古典主義・浪漫主義・自然主義・余裕派(高踏派)・耽美派・白樺派・新思潮派・プロレタリア文学・モダニズムの文学〉
    明治時代に入って以降、西洋文明が入ってきたので、西洋の思想・文学の翻訳と紹介を中心とする啓蒙時代が始まった。明六社は、啓蒙思想をもとに、明治の社会においての実利主義的主張をした。この主張が受け入れられ、福澤諭吉『学問のすゝめ』、中村正直訳『西国立志編』、中江兆民訳『民約訳解』などがよく読まれた。文芸創作に関しては、明治に入ってしばらくは江戸時代と同様の文芸活動が続いていた。
    国会開設や、自由党、改進党の結成など、自由民権運動の高まりとともに明治10年代から政治小説が書かれるようになった。政治的な思想の主張・扇動・宣伝することを目的としているが、矢野竜渓の『経国美談』(1884年)、東海散士の『佳人之奇遇』(1885年)といった作品は、壮大な展開を持った構成に、多くの読者が惹きつけられた。坪内逍遥の『小説神髄』発表後は、その主張を受けて写実主義的要素が濃く...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。