初等教育課程論(2単位分)

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    資料紹介

    1単位目
    ①教育課程とはどういう意味ですか、それが教師や子どもにとってなぜ重要なことといえるのですか。
    ②『小学校学習指導要領』の7回の改訂を取り上げ、それぞれの改訂で示された教育課程の特徴についてまとめてください。また、学習指導要領に示された「試案」「告示」のもつ意味の違いについてもふれてください。
    2単位目
    ①教育課程の古典的類型のうち、教科中心カリキュラムと経験中心カリキュラムのそれぞれの特徴をまとめ、併せて、「教材単元」と「経験単元」それぞれの特徴についても比較して述べなさい。
    ②あなたの「学力」についての考えをまとめて下さい。さらに、学力を評価するシステムとして行われている「到達度評価」や「目標に準拠した評価」の特徴についてもまとめて下さい。

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    初等教育課程論
    1単位目

    参考文献:『初等教育課程入門―新たな教育課程の原理・編成・評価のあり方を求めて―』2011年度~ 鯨井俊彦・岡本富郎(明星大学出版部)
    ①教育課程とはどういう意味ですか、それが教師や子どもにとってなぜ重要なことといえるのですか。
    教育課程とは公教育における意識的教育の構成である。教育の目的や目標に関係し、法的基準に従った内容であり各学校において編成されるものである。学校教育の内容は目的・内容・方法の一環に位置し一定の教育目標に即して文化財の中から選択され、整理された内容が「教科」を構成し、さらに児童の発達段階に即して「教科内容」が構成され、教育実践(授業)における主体と客体を現実的に媒介する「教材」として具体化される。つまり教育課程とは学校教育の中核的内容である教科及びその内容と各学校の性格に即して編成されている。人類が現在に到るまで経験し蓄積してきた文化は科学、芸術、技術等があり、教育的基礎となるのは科学である。ゆえに子どもたちの主体性・内面的価値を育成させ教育的な思想性を発現させるには、科学を基礎として科学性・客観性、科学的知識の定着を子どもたちの生活と...

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