資料:39件
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教科教育法数学1設題1
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『数学教育の歴史(現代化以前、現代化、それ以後)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。』
明治初期の中学校数学教育では「数学」は算術、代数、幾何、三角法の4科目に分かれていたが、数学教育改良運動の影響により、明治の終わりから大正にかけて「中学校教授要目」が改訂され、これまでわかれていた4科目を統合して数学となった。
昭和17年、「中学校教授要目」が見直され、微分・積分、確率・統計、近似式などが入り、力学が題材として扱われるようになり、問題解決を中心とした教科書が編集された。しかしこの時、日中戦争が拡大し、第二次世界大戦へと進み、昭和19年・20年には戦局は不利になり、中学校も学徒勤労員を行うようになり、教育は満足に行われなくなった。
昭和20年8月15日、終戦を迎えた。戦後、すぐに教育は再開され、戦前の教科書で軍事関係、領土関係、神童関係などの内容を黒く塗りつぶした「黒塗り教科書」が使われ、昭和21年にはそれらの部分を除いた「暫定教科書」が使われた。
昭和22年、教育基本法、学校教育法が公布され、小学校、中学校が義務教育となり、試案された「学習指導要領」をもとに新しく始まった。この時の中学校の教科書は、数学の社会有用性に基づいた問題解決学習を主眼とする単元学習のはしりの教科書であった。高等学校は昭和23年から新しい教育が始まり、「解析学(Ⅰ、Ⅱ)」、「幾何学(Ⅰ、Ⅱ)」という4冊の教科書によって始まった。これには、初等幾何、解析幾何。ベクトル等が含まれ戦後の高等学校の数学教育の骨格を作った教科書である。しかしながら、単元学習は計算力や学力の低下の元凶とされ、数学の社会有用性よりも、数学のできあがった体系の論理的系統性を重視した系統学習に変わり始めた。
1950年代後半から1960年代にかけて、「数学教育の現代化」と呼ばれる運動が欧米諸国を中心に始まり、1969年に改訂された学習指導要領の数学科の総括目標が次のように述べられた。
「事象を数理的にとらえ、論理的に考え、統合的、発展的に考察し、処理する能力と態度を育成する」
統合的、発展的に考察しという記述は、当時強調された「創造性の育成」という観点から述べられている。
数学科の領域については、それ以前の「計量」領域が削除された一方で、上のねらいに対応した新しい領域が設置されることになり、次の5領域で構成されることになった。
A:数・式、B:関数、C:図形、D:確率・統計、
E:集合・論理
内容の面では、小学校算数科で「集合の考え」とその意義の強調、文字の使用、「確からしさ」などが新たに導入された一方で、中学校においては、次のような新しい内容が加えられた。
集合の基本的概念やその用語・記号の導入
数集合の構造、剰余系の導入
「対応」による関数の定義
図形の変換という見方、位相的な見方
等である。
高等学校数学科では、進学率の上昇に伴う生徒の多様化への対応、内容の集約と精選、数学的な考え方の重視、小・中・高の教育課程の一貫性の重視などを基本方針として改訂された新しい学習指導要領が、1970年に発表された。その科目編成は以下の通りである。
数学一般、数学Ⅰ、数学ⅡA、数学ⅡB、数学Ⅲ、応用数学
このうち、「数学一般」または「数学Ⅰ」は、すべての生徒に履修させるものとした。新たに導入された内容は「数学Ⅰ」では、ベクトル、確率、集合と論理、「数学ⅡA」では行列、電子計算機・流れ図、「数学ⅡB」では、行列、平面幾何の公理的構成などであった。
このような現代化の主要な狙いは、新しい内容
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数学教育の歴史(現代化以前
現代化
それ以後)について述べ
それらの教育内容を自分の視点で考察せよ
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教科教育法数学1 第一設題
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数学教育の目標と評価について述べ,それらを自分の視点で考察せよ。
数学の目標は大きく分けて「国が定める基準としての目標」,「数学教育学研究の立場からの目標」,「海外の教育との関係における目標」の大きく3つに区分できる。
国が定める基準としての目標では,中学校や高等学校の学習指導要領等において,学習を通じて数学を現実の事象に適用する力や有用性を認識し,積極的に取り組んでいく態度の育成が掲げられている。学習指導要領はその時代や社会背景により改訂されてきており,法的な効力をもつ学習指導要領が示された昭和33年以降,詰め込みからゆとりへと変貌を遂げてきた。今回,改定された学習指導要領では算数科の目標に「算数的活動を通して」,「活動の楽しさ」という言葉が追加されている。また,中学校でも「数学的活動の楽しさ」が追加され,高等学校では「数学的活動を通して創造性の基礎を培う」という言葉が追加されている。「算数的・数学的活動」,「活動の楽しさ」については,目標の重要な構成要素として位置付けるこれらは,従来も強調されてきたことであるが,実態はそれとかけ離れたものであったため,それらをさらに強調して指導し
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日本
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国際
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教科教育法数学1設題2
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『数、代数、幾何、関数、微分・積分、離散数学、確率・統計の中から一つを取り上げ、その内容の要点を記述するとともに、自分の視点で考察せよ。』
本リポートは微分・積分について考察していきます。世の中の数学嫌いと言われる生徒の中には、微分・積分が「何をしているか」「何のためにやるか」を理解していない生徒が沢山いると思います。微分・積分には数多く公式が出てきます。微分・積分を単なる公式を覚えるだけの暗記科目のように解こうとする生徒には是非その公式の導き方やその根本的な意味を考えさせることによって、「こういうことだったんだ」という発見をしてもらい興味をもってもらいたいと思います。
以降では、万有引力を発見したニュートンの法則に従って, 「速度」から微分法を考察していきます。
下左図のような傾斜角が54.72°のスローブから物体を落とした場合の、時間と距離の関係は下右図のようになります。
微分法によって、この物体のある時刻での速度を求めることができるとすると、何かちょっと有意義な方法に聞こえます。速度というと距離÷時間ですが、ここでポイントになるのがこの物体の速度は時間によって変化するということ
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数
代数
幾何
関数
微分・積分
離散数学
確率・統計の中から一つを取り上げ
その内容の要点を記述するとともに
自分の視点で考察せよ
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