日大通信―国際金融論分冊2-合格レポート

閲覧数1,886
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【平成25年4月1日から平成27年3月31日有効】
    BIS規制(自己資本に関する国際統一基準)の内容を説明し、国際業務を行う銀行になぜそうした規制が必要なのかについても論じなさい

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     はじめに、BIS規制(Basel Capital Accordsの略)は、スイスのバーゼルに事務局があるBIS(国際決算銀行。Bank for international settlementの略)のバーゼル銀行監督委員会により、1988年6月に導入された、8%の一定の自己資本に関する国際統一基準をいう。
     バーゼル銀行監督委員会は、ドイツのヘルシュタット銀行、アメリカのフランクリン・ナショナル銀行の破綻をきっかけに、G10諸国の中央銀行総裁会議により設立され、日本を含む13カ国の銀行監督当局と、中央銀行の代表で構成されている。
     通常、自己資本比率とは、企業が調達する資金の内、返済する必要のない自己資本の割合を示すもので、自己資本を総資本で割り、100を掛けたものである。自己資本の比率が高い程、安定している企業と言えるが、BIS規制上の自己資本比率は、上記の様に計算される財務諸表上の数値とは異なり、リスクの程度に応じた影響を考慮する事となる。その割合は、信用リスクに応じて分母に0~100%のリスクを掛けて算出し、分子もTier1,Tier2,そして使用リスクをカバーする目的でTie...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。