初等教育原理Ⅰ・Ⅱ 2単位目 明星大学 合格レポート(優)

閲覧数1,504
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    <課題>
    1.エリクソンの心理社会的危機について説明し,さらに自動機までの危機の段階を説明せよ。

    2.近年の教育改革の動向について,自分の関心のある動向の要点をまとめ,見解を述べよ。

    <講評>
    1.2ともに適切に構成されたレポートです。
    とくに1については,エリクソンの説を定義した上で各段階の危機をよくまとめています。

    <参考資料>
    「現代教育改革に立つ教育の原理」明星大学教育原理研究会編(明星大学出版部)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2単位目

    1.エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。
    2.近年の教育改革の動向について自分の関心のある動向の要点をまとめ、見解を述べよ。
    1.エリクソンは自我の形成過程に影響を与える葛藤の状況を心理社会的危機と呼び、発達課題に乗り越えるべきいくつかの危機があることを明らかにした。そして、危機を克服すれば人間としてさらに成長をし、そのパーソナリティがますます豊かになるが、危機を乗り越えられなかったときは、以後の社会性、自我の発達、知的発達などに悪い影響を及ぼすことになる。

    また、危機の段階は0歳(乳児期)では、「信頼対不信」であり、母親的人物との関係が重要になる。このとき養育担当者から愛情深い養育を受けることによって、安定した愛情を獲得し、環境及び将来の出来事に信頼を持つようになる。しかし、自他への不信感が克服されないと、環境及び将来の出来事に疑惑と不安を持ち、環境への働きかけが制限され、それ以後の情緒的、社会的、知的発達に問題を残す。

    1、2歳の段階(幼児前期)では、危機の段階は「自律対疑惑」であり、複数の親的人物との関係が重要となる。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。