メディア・リテラシーの第1設題の合格レポートです。参考までにどうぞ。
「メディア・リテラシー」の概念をめぐって一般的な定義ですが「メディアを読み取る能力」であると言われています。それでは、①「メディアを読み取ること」とは何か、②なぜ21世紀のグローバル化とデジタルメディア時代の現代社会に置いて「メディアを読み取ることの難しさ」が拡大しているのか、具体的な事例(番組や記事、映画)を取り上げながら論じてください。
多様なメディアから情報を受信・発信することが日常的となった情報化社会において,「メディア・リテラシー」の必要性が唱えられるようになって久しい。日本では,2000年代に入り,インターネットの急速な普及とともに,情報モラル的な側面からも注目されるようになった。しかし,先進的にリテラシー教育を学校教育の中に導入してきたカナダやイギリスなどの諸外国と比べて,日本におけるメディア・リテラシーは教育の分野においても,十分な議論がなされているとは言えない。そのため,メディア・リテラシーとは「情報をうのみにしないための力」や「情報を送受信するためのスキル」といった浅はかな意味合いとして捉えられている側面もある。本稿では,「メディア・リテラシー」を,メディアを読み...