教育言論①(by立命館大卒)

閲覧数1,555
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    教育原論の第一設題の模範解答です。A評価を頂きました。
    「ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。」についてのレポート。参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
    ペスタロッチーはスイスの教育思想家であり、自己形成の援助としての教育という、今日に続く教育の基本的な概念を確立した人物である。まず、彼の生涯からみていく。1746年、ペスタロッチーはスイスのチューリッヒで生まれた。医者だった父親が早く亡くなり、経済的には必ずしも恵まれない家庭環境に育つ。そして、こうした家庭環境に育ったことや、幼年期は女性によって育てられたことは、後年、貧民教育に奔走したことや、教育における女性の重要性を説いたことにも影響していると考えられる。牧師を志願して、高等教育機関、カロリウム・コレギウムに進学するが、中途退学し断念。その後、都市と農村の政治的不平等、プロト工業化の進展のもたらす農村住民の階層分化など、農村住民の生活実態を知り、貧民の救済を生涯の課題と定め、改革農法の実験と普及を目指し、自ら農民となる。そして、1774年貧民院(貧民学校)を設立し、教育活動を開始した。しかし、経済的行き詰まりにより農場と学校は閉鎖される。しばらくの間、文筆活動で生計を立てるが、1798年のスイス革命を機に革命政府から信頼を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。