社会心理学 対人認知の歪みについて

閲覧数3,415
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【課題】「対人認知の歪み」を具体例を添えて解説しています。
    【評価】 A

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一課題
    対人認知とは対人知覚とも言われ、相手の容貌・行動・噂といった断片的な目に見える手がかりに基づいて、その人の意図・態度・あるいはパーソナリティといった目に見えない内面を主観的に推論する過程のことである。相手の全てを知っている訳ではなく、実際に見たり、聞いたりしたごく一部の情報で相手の全体像を作り上げて「あの人は冷たいひと、優しいひと」などと内的特性(パソナリティー)を判断している。たとえ初対面だとしても、信頼できる人かどうか、親しみやすいかなどを判断する。これを「印象形成」という。このように初対面の人に対して瞬時に作られる印象は「第一印象」と呼ばれる。この第一印象はその人に対するその後の評価や態度に大きな影響を与えるため、対人認知のメカニズムを理解するうえでとくに重要である。

    一般的に、第一印象から対人認知が始まると言われており、最初が良い印象の相手に対しては、相手の良いところばかりが目につき、悪い印象の相手に対しては、悪いところばかりが目につくといった逆のことが起こる。このことは、私達は相手を知るほどの情報がない状態で既に相手のことを主観的に判断し印象形成を行っていることを...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。