平成26年度近大姫路大学通信教育課程「教育相談」合格済みレポートです。レポート作成の参考としてお使い下さい。
設題:教育相談における連携の重要性について考察しなさい。
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◆総評◆
設題の理解 ― 1:よく理解できています
文章の表現 ― 1:よく表現されています
参考図書 ― 2:利用した足跡が見られます
内容 ― 1:内容が豊かであり、よく学習しています
◆所見◆
幼稚園教諭の視点を踏まえて、論を展開し、内容の豊かなレポートとなっています。
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設題2:教育相談における連携の重要性について考察しなさい。
例えば、子どもが問題を抱え、自分だけでは対処できない状況にある時は、担任をはじめとした子どもと関わりのある周囲の人々の援助が必要となる。しかし担任が問題を学級内で止めておきたいがために、他の教師に相談しなかったり、責任感から自分一人だけで解決しようという意識が強い時には、結果的に問題解決の遅れや複雑化を招くことになる。さらに、問題が複雑で対応が困難な場合などは、担任の精神的負担が重くなり、さらに問題を複雑化してしまう場合も有り得る。このような事態が起こらないよう、スムーズな問題解決を図るために有効な方法として、校内の支援体制の構築や、保護者・関係機関との連携が重要となってくる。
私が目指す幼稚園教諭の立場で考えると、例えば、言葉の後れや落ち着きがない、パニックを起こす等、発達上気になる子どもがいる場合がある。そういった時、まずは担任が子どもの実態をしっかり把握しておくことが必要である。昨今、子どもの発達障害については、早期発見・早期療育開始の重要性が叫ばれているが、一般的に保護者が自力で我が子の障害に早期に気付くことは難し...