平成25年度近大姫路大学通信教育課程「児童家庭福祉」合格済みレポートです。レポート作成の参考としてお使い下さい。
設題:少子化をめぐる今日的状況について説明すると共に、子育て支援のためにどのような施策が行われているか述べなさい。
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◆総評◆
設題の理解 ― 1:よく理解できています
文章の表現 ― 1:良く表現されています
参考図書 ― 1:有効に利用しています
内容 ― 1:内容が豊かであり、よく学習しています
◆所見◆
最新のデータ等を有効的に活用しながら、少子化の現状、子育て支援施策の動向について適切にまとめられていました。
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少子化の進行には、都市化、核家族化、有配偶女性雇用者の増加などが関係していると考えられます。
設題2:少子化をめぐる今日的状況について説明すると共に、子育て支援のためにどのような施策が行われているか述べなさい。
「少子化」という言葉は今や誰もが知る言葉であり日本の重要な社会問題の一つである。現在も少子化は進行し続けており、2012年の児童出生数は1899年以降最少の103万3千人であった(図1)。合計特殊出生率は1.41と前年をわずかに上回ったものの、人口の維持に必要とされる水準2.1人を大きく割り込んでいる。
また、世帯種類別構成比(図2)を見ると、核家族が着実に増え続け、全世帯の約6割を占めていることが分かる。昨年には三世代世帯は約364万世帯まで低下し、単独世帯は少しずつ増加している。世帯人員の減少と核家族化が近年の特徴となっており、子供のいる世帯は全体のおよそ2.5割、そしてその8割以上が一人っ子および二人っ子という状況になっている(図3)。
少子化の進行には、女性の労働状況も大きく関係しているといわれている。女性の年齢別労働力率(図4を見ると、いわゆる「M字カーブ」の底上げ現象が生じている。さらに、有配偶女性雇用者も増加しており現在では有配偶女性の過半数が就労し...