07802教育の原理第1冊分

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    科目コード07802「教育の原理」第1冊分
    古代において、スパルタとアテナイの強力な都市国家があった。この二つの都市国家において教育は国を守るためという共通の目的の基に行われ、スパルタでは軍国国家であり、優秀な戦士を育てるため幼い時から強健な体をつくるために体育が盛んに行われる軍国主義教育が行われた。一方、アテナイの教育は「調和のとれた人間の」の育成が目的ともされ、これは民主主義教育といわれ、とくにソクラテス、プラトン、アリストテレスという偉大な哲学者を輩出した。ソクラテスは対話によってあくまで自分で考えて学び取らせる方法を行い、この教育は助成であるという。このような教育理念はその後の教育者あるいは教育の方向づけとなった。
    私はこのソクラテスの対話による皮肉(論破)と助産術(産婆術)という対話によってあくまで自分で学び取らせる教育の思想が、特に重要であると考える。その理由は、今日の教育の抱える問題のひとつとして応用力、いわゆる「考える力」というものが欠けていると言われている。教え与えられたことを暗記し、暗記したものを問題の正解として記入するという事が日本の一般的な教育であったと私は考え...

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