A判定を頂きました。2013年度最新版です。
①「基盤的言語力」「文脈的言語力」「主体的関与」についての記述です。
②この3つの国語力をそれぞれ単独で考察するのではなく、互いに関連させて考察している点が評価されたようです。
参考にどうぞ
『適切な言語運用能力について「基盤的言語力・文脈的言語力・主体的
関 与 」 の 観 点 か ら 考 察 し て 述 べ な さ い 。』
適切な言語運用を可能とする能力は「国語力」と呼ばれる。そして、
その国語力は三つの要素に分けて考えることができる。それは、文字、
語 彙 、 文 法 、 音 声 な ど 「 言 葉 」 の 基 盤 と な る 「 基 盤 的 言 語 能 力 」、 そ れ
を 実 際 に 文 脈 の 中 で 活 用 し て い く 「 文 脈 的 言 語 力 」、 主 体 と し て 言 葉 や
内容にどう関わるかという「主体的関与」である。以下、この三つの要
素について順に考察していく。
(1 章)基盤的言語力と「読む・書く・話す・聞く」こと
基盤的言語能力とは、文字、語彙、文法、音声などの言葉を扱う基本
的な能力のことを言う。これらを扱えない、つまり読めない字や知らな
い語があったり、きちんと文字を発音できないと「読む・書く・話す・
聞く」のコミュニケーションを取ることが出来ない。つまり基盤的言語
力を理解することは「読む・書く・話す・聞く」することと地続きに...