佛教大学 M6701 文学概論 設題2

閲覧数1,941
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    『最新版』 佛教大学通信教育課程の合格済みレポートです。
    ●図書館で資料を集めてから作成。参考文献も記載しています 
    ●文章構成やレイアウトにも気を配りました。
    ●設題の意図を正確に捉え簡潔にまとめています。ぜひ参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第一設題 『文学概論』の「詩」を読み、詩とはどのようなものなのかについてまとめよ。
    本論では、一.詩とは何か、二.詩の分類、三.詩語と詩形、というように章段立て、それぞれ詩についてまとめる。また、『文学概論』を引用した箇所には『』をつけ、文末に(p~)と表記して区別する。
    一.詩とは何か

     『詩は言語芸術の中で、もっとも古く長い歴史を持つ様式である。したがって、詩に対する定義や、説明は昔からいろいろと下されている。しかし、近代になりいわゆる無韻詩が出て、19世紀に散文詩が生まれ、現代の日本のように口語自由詩が詩の中枢部を占めるようになると、それらの定義も考え直さなくてはならない部分が多くなった』(p7)。  では、私たちは詩をどのように定義すればよいのか。

    『第一に、韻文と詩を区別する必要がある。韻文とは、外面的に韻律をととのえたものである。しかし韻律は外形的な装飾にすぎず、何の感情生命をもつものではなく、思想内容とは関係がない。逆に韻律がなくてもりっぱな詩となっているものがある。そういった詩は、外面的なリズムはないが、詩としての形式をなしている。例えば、高村光太郎の「冬が来る」と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。