2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
【課題】
1.胃酸(塩化水素を主成分とする)過多を和らげるために,炭酸水素ナトリウムや水酸化マグネシウムを主成分とする制酸剤が使用される。このときの反応を化学反応式で示して下さい。
2.0.1MのNaOHを200mL調製したい。何グラムのNaOHを溶かして200mLにすればよいか。算出して下さい。
3.酵素の特徴を,無機触媒と比較しながら論じて下さい。
4.生体中の鉄のはたらきについて論じて下さい。
また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。
※ 2013年度のレポート課題と、2014年度、2012年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2014年度、2012年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
化学概論1 2単位目【課題】
1.胃酸(塩化水素を主成分とする)過多を和らげるために,炭酸水素ナトリウムや水酸化マグネシウムを主成分とする制酸剤が使用される。このときの反応を化学反応式で示して下さい。
2.0.1MのNaOHを200mL調製したい。何グラムのNaOHを溶かして200mLにすればよいか。算出して下さい。
3.酵素の特徴を,無機触媒と比較しながら論じて下さい。
4.生体中の鉄のはたらきについて論じて下さい。
【講評】
良く書けています
【本文】
【課題1】
炭酸水素ナトリウムや水酸化マグネシウムは胃痛、胸やけのときに飲む胃腸薬として利用されている。すなわち、胃痛、胸やけは胃酸(塩酸)過多で起こるので、炭酸水素ナトリウムや水酸化マグネシウムで過剰の酸を中和してしまえば治まるのである。この中和反応とは、酸から塩基へH+イオンの異移動が起こり、反応溶液が中性となり、生成物としては塩と水が生じる反応である。中和の際、炭酸水素ナトリウムを使用した制酸剤を使用した場合は、下記の化学反応式からもわかる通り、二酸化炭素が発生するので、服用後げっぷが出る。
ブレンス...