2013年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
※ 2013年度のレポート課題と、2012年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2012年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。
● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
1 小学校の算数科では、「算数的活動を通して,数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け,日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え,表現する能力を育てるとともに,算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き,進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。」という目標が設定されている。身に付けたものを活用していくことが大切になっていくのである。そのため、計算などの技術を定着させるだけでなく、考え、そのことを相手に説明する力などを育む必要がある。そこで、数量の関係を把握する有力な手段であり、書くことで解法発見につながる「線分図」が有効になるのである。
この線分図では具体的な物、絵などとは違い、問題の中の要素を線分におきかえるため抽象化して表す技術を必要とする。このことから、系統的な指導が行われなければならない。1年生においてはブロックを用いて具体的な数量を視覚的に理解できるようにする。そこからの発展として、2年生ではテープ図を導入していく。そして3年生から徐々にテープ図を線分図にしながら問題解決を行い、抽象化を図っていくことで、線分図に慣れさせていくのである。そ...