2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
【課題】
①発達障害のある子ども・発達障害を疑う気になる子どもの理解と教育現場における対応の方法に関して、一つの発達障害を取り上げ、問題行動の捉え方を踏まえつつ述べなさい。
②教師として、多様な保護者とのつながりをどのように作っていけばよいかについて述べなさい。
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※ 2012年度のレポート課題と、2013年度、2014年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2013年度、2014年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
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1発達障害のある子ども・発達障害を疑う気になる子どもの理解と教育現場における対応の方法について
まず、自閉性障害の子ども例に挙げ、子どもの理解と教育現場における対応の方法について考えてみる。自閉性障害とは、アスペルガー障害と共に、広汎性発達障害に含まれる。自閉性障害は、1943年にカナーによる症例報告「早期小児自閉症」以来、治療や教育の取り組みがなされ続けている。1944年には、オーストラリアの小児科医アスペルガーが、認知・言語はかなり高いが、その他の面ではカナーの症例に共通した症例「自閉的精神疾病」を報告した。早期小児自閉症の基本的特徴として、カヌーは、極端な自閉的孤立、同一性保持に...