試験対策用として要約しています。
よろしければご参考ください。
小児保健
設題①
小児特有の感染症を5つ挙げ、その予防方法を示せ。
まず、インフルエンザは飛沫感染として、うがいや手洗いなどの一般的な予防法の励行のほか、インフルエンザワクチンの接種が有効である。任意接種だが、生後6 か月から接種可能で、感染予防効果は高くないが、重症化の予防効果がある。また、流行時には臨時休校も流行阻止に有効である。
ポリオの予防としては、乳幼児期に生ワクチンの定期予防接種が行われていたが、100 万回接種あたり1 人前後にワクチンによるまひや、まれながらワクチン被接種者の便を介しての感染発生の報告もあるため、2012 年9 月に不活化ワクチンが導入された。
ジフテリアにも予防接種が有効で、定期接種を受けることが国によって勧奨されている。定期接種を受ける年齢になると、居住地域の市区町村役場から通知がある。
破傷風も治療が困難なだけに予防接種が重視されている。外傷を受けやすい乳幼児に対しては定期予防接種があり、三種混合ワクチンを3回注射すると破傷風の免疫が完了する。
結核に有効なBCG ワクチンは、発症予防、重症化予防になる。生後6 か月までが定期接種と認め...