【養護原理】養護における子ども観について述べなさい。

閲覧数1,888
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    近畿大学豊岡短大 通信教育学部の合格レポートです。

    参考にしていただければ幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    養護原理 レポート課題
    設題 

    養護における子ども観について述べなさい。 
    子どもの人間としての尊厳性や権利を初めて本格的に主張したのは、スイスの思想家ルソーであった。彼は、『社会契約論』において次のように述べている。「たとえ、各人が自分自身を他人に譲り渡すことができるとしても、自分の子どもまで譲り渡すことはできない。彼らの自由は彼らのものであって、彼ら以外の何びともそれを勝手に処分する権利はもたない。」

    ルソーの主張した子どもの尊厳性は、その後世界的な広がりにおいて認められるようになった。彼の子ども観を継承したエレン・ケイは、『児童の世紀』において母性の尊重と関連づけながら、子どもの自由と人権を謳いあげた。

    また、20世紀は世界的な戦争が繰り返され、世界中で多くの犠牲者を出した。戦禍により多くの子どもたちが犠牲となり、多くの震災孤児を生み出すなど、戦争による子どもへのしわ寄せは国際社会において大きな反省を生み、様々な法律が制定されることとなった。第一次世界大戦終結後には、国際連盟において「ジュネーブ宣言」が採択され、子どもの生命、権利を守ることが人類的な使命であることが提起され...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。